糖質制限中ってアルコールは摂取していいのでしょうか?
「酒は百薬の長」とも言われるぐらいですが、糖質制限のダイエットのメリットはアルコールは禁止する必要はないということです。
ただ、なんでも飲んでいいわけではありません。
飲んでもいいアルコールと飲んではいけないアルコールがあるのです。
お酒の種類にはビールや日本酒などの醸造酒とウィスキーや焼酎などの蒸留酒があります。
その中でどちらが、血糖値を上げずに太らないのでしょう?
目次
糖質制限中に飲んでいいのは蒸留酒であるウィスキー・ブランデー・焼酎など
蒸留酒と呼ばれるお酒の中には、ウィスキーや焼酎、ブランデー、ラム、ジン、ウォッカなどがあります。
これらのお酒には糖質が含まれていないので安心して飲むことができます。
アルコール度数は高いけど大丈夫?と心配になるかもしれませんが、糖質から観点では問題ありません。
とは言え、アルコールの飲み過ぎは肝臓などの内臓の負担になります。
厚生労働省も純アルコール換算で1日20gまでとしているので、焼酎やウィスキーならシングルで2杯までが目安となります。
蒸留酒でも飲み方に注意!
糖質の含まない蒸留酒ですが、注意点もあります。
それはこれらの蒸留酒を使ったカクテルを飲む場合です。
カクテルには、ジュースやシロップなどに糖質が多く含まれているのでダイエット効果は薄れてしまいます。
ハイボールやチューハイも同じことで、ベースになるお酒は糖質がないのに、割るジュースで糖質を摂ってしまっては元も子もありませんよね。
蒸留酒を飲む時は、ジュースやシロップで割ることはやめて、水割りかお湯割、あるいは糖分の入っていない炭酸水で割って楽しみましょう。
蒸留酒の中でも芋焼酎・黒糖焼酎は糖質0なの?
蒸留酒の中でのも芋焼酎うあ黒糖焼酎は、糖質をたくさん含んだイメージがありませんか?
芋はサツマイモやジャガイモには糖質がたくさん含まれているし、黒糖はなんといっても砂糖です。
芋焼酎や黒糖焼酎は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
問題ありません。
実はこれらの焼酎の原材料は、糖質を含んだ芋や黒糖ですが、お酒を作る過程で蒸留してアルコール分を取り出しているだけなので大丈夫なのです。
芋焼酎や黒糖焼酎であっても糖質はゼロなのでダイエットをしている人には強い味方なのです。
ビールや日本酒は糖質制限中に飲んではいけない醸造酒
では反対に糖質制限中に飲んではいけないアルコールはというと、ビールや日本酒などの醸造酒です。
ビールや日本酒にはたくさんの糖質が含まれています。
醸造酒とは米や麦、ぶどうなどを酵母によってアルコール発酵させてできたお酒です。
醸造酒は原料に炭水化物が多く含まれているタイプが多いので、お酒になっても糖質量がひか的多いものになってしまいます。
ですので、糖質制限中にもダイエット中にも控えたいお酒になります。
醸造酒の中でもワインは飲んでもいいアルコール?
ワインは醸造酒に分類されるのですが、辛口にワインであれば飲んでも大丈夫です。
特に赤ワインは比較的糖質量が少なめのものが多いです。
白ワインの中には、甘口のものがありますがそれはNGです。
白ワインを飲むなら甘くない辛口のものを選びましょう。
また、シャンパンやスパークリングワインは、糖質が多い傾向があるので避けるようにしてください。
糖質ゼロのビールやチューハイは?
では最近、よくスーパーやコンビニで見かける「糖質ゼロ」のビールやチューハイはどうなのでしょうか?
糖質ゼロをうたう発泡酒は結構種類が増えていますよね。
こちらは飲んでも大丈夫です。
ただし、「糖質ゼロ」と「糖質オフ」には違いがあるので注意が必要です。
参考記事:痩せたいなら知っておくべき!糖質オフと糖質ゼロの違いに注意!
まとめ
蒸留酒であるウィスキーや焼酎、ブランデー、ラム、ジン、ウォッカ飲んでOK
蒸留酒であってもカクテルなどジュースを使う場合はNG
芋焼酎や黒糖焼酎でも糖質は0なのでOK
醸造酒であるビールや日本酒はNG
ワインは赤ワインや白ワインの辛口にしておく
糖質ゼロの発泡酒やチューハイはOK
このように糖質制限ダイエットはアルコールは一切ダメというわけでなく、糖質のないお酒を選べば飲んでも問題ありません。
これはお酒が好きなの人にはかなりありがたい話ですよね?
飲み過ぎは肝臓に負担がかかってしまうので、限度を守り飲むように心がけてください。